北信小谷村 平倉山(823m) 2016年3月6日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:30 除雪終点−−7:25 稜線−−7:45 平倉山−−7:53 稜線を離れて西に下る−−8:08 除雪終点

場所長野県北安曇郡小谷村
年月日2016年3月6日 日帰り
天候
山行種類雪山
交通手段マイカー
駐車場除雪終点付近に駐車スペースあり
登山道の有無無し
籔の有無今の時期は雪に埋もれて確認できない区間があるが、山頂付近は藪皆無だったので山腹も藪は無いと予想される
危険個所の有無西斜面は急斜面で滑落注意
山頂の展望薄いブナ林ですっきりではないが展望あり
GPSトラックログ
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コメント西側の集落から往復。集落は1軒を除いて空き家。除雪終点から斜面を一直線に登ったが遠目から見たより雪が多く踏み抜き連発でつぼ足ではかなり苦労した。稜線に乗り山頂手前の肩で城跡標識が登場。山頂は南北に細長くブナに覆われる。山頂標識があったので登山道がどこかにあるかも知れない(廃道化しているかも)。ただし藪は薄いか無いのは確実なので無雪期に登るのが得策であろう




麓から見上げる平倉山山頂 除雪終点手前の駐車余地
埋もれた林道を横断 急斜面を登る。踏み抜きで苦労
再び林道に出た 伐採帯を歩いたが地獄の雪質
右へトラバース気味に登る 雪崩避けの柵が点在
大きさ、指の形からして熊か? こちらはカモシカの足跡
間もなく稜線 稜線に出た
雪が少ない所を選んで進む 平倉城跡の解説
城跡は村の史跡に指定されているようだ 尾根が痩せると自然林に変わる
土手のような尾根 平倉山山頂。角柱の山頂標識あり
樹林越しに見た後立山北部 往路と同じ個所で稜線を離れて西に下る
正面は乗鞍岳方面 自分の足跡。潜りが深い
除雪終点に到着


 平倉山は小谷村北部にあり、国道148号線から小谷温泉へ分岐する県道114号線との合流点の北側に位置する。地形図では登山道の記載は無いが、標高から考えるに無雪期でも大した藪は無いと思われる。わざわざ今の時期に登るメリットは無いが、昨日の奉納山の疲労もあって近くで適度に簡単な山となると、平倉山か立山くらいしかない。立山は山頂付近まで車道が描かれていて、ゲート等が無ければ無雪期は楽して登れるとの判断で、今回は平倉山を選択した。

 登るルートであるが東西両側に集落があるのでどちらからも可能。東側の黒倉集落の方が標高が上げられるが、山頂へ直線的に登るにはかなりの急傾斜で北に迂回した方が良さそうな状況。それよりも西側の方が傾斜がマシで山頂南側の稜線へ向けて最短距離で登れそうなので西側からアプローチすることにした。

 西側の集落入口はスノーシェッド内にあるので分かりにくい。国道を北上すると右に分岐する細い入口だ。ヘアピンを曲がって外に出ると集落だが、ほとんどが空家らしく軒先まで雪に埋もれている。おそらく人が住んでいるのは1軒だけらしい。その人家を通過したカーブの先で除雪終点。右手の資材倉庫?の手前に除雪した雪を押し出すためにできたスペースがあり、そこに駐車した。見上げる斜面は雪は少なそうで、今回はスノーシューを持たずにアイゼンピッケルを持って出発。天気予報よりも崩れは遅れていてまだ気持ちのいい晴れのエリアだった。

 除雪終点に足を踏み入れると膝まで踏み抜く雪だ。斜面が立ち上がれば雪は減るだろうと我慢して進む。左側の畑らしい高台の段差が雪が溶けて地面が見えているのでそこを歩いて楽をするが、すぐに終わって踏み抜き地獄の雪原に変わる。

 雪に埋もれた林道を横断して急斜面に取り付くが、遠めに見たよりも雪が付いていて1歩毎に膝まで踏み抜く状態で最悪だ。スノーシューを担いでこなかったのが悔やまれるが、ここから戻るのも疲れるのでこのまま進むことにした。落葉樹林で日当たりのいい開けた明るい場所で雪が締まっていても良さそうなものだが全くダメ。気温が高すぎるようだ。

 再び林道を横断し伐採帯に入るが雪の状態は悪いまま。このまま伐採地を詰めれば山頂だが、山頂直下は岩壁で登れそうにないので右へと針路変更し、杉の植林帯へ入り右へとトラバースしながら高度を稼ぐ。まだ花粉は飛んでいないようで目の痒みはなし。植林帯の中には雪崩防止の柵があちこちに設置されていた。雪崩が発生する程度の傾斜だからなぁ。

 踏み抜き連発で疲れながらも植林帯を抜けて尾根直下の落葉樹林帯に入るが、まだ雪の状態はダメだ。というか、これだと山頂まで雪の状態はこんなままだろう。できるだけ雪の無い地面を歩いて楽をしたいが西斜面には地面は見えず、膝まで踏み抜きながらジワジワと高度を稼ぐ。

 ようやく南北に連なる尾根上に出ると植林に変わり、雪の量はかなり減って歩きやすくなった。南向きの尾根だからな。特に尾根の西縁が雪が少ないのでそちらを選んで登っていく。地面が顔を出した部分には藪は無く、やはり無雪期の方が楽に登れそうだった。

 標高790m付近で踊り場のような平坦地が出現、そこには何やら標識が立っていたがこちらからは裏側なので何が書いてあるのかわからず、これまた雪を踏み抜きながら東に向かって標識を覗いてみると城跡の解説だった。ということはどこかに遊歩道があるらしい。帰ってからネット検索してみたが最近の記録は見当たらず、数年前の記録では途中で道が怪しくなって引き返したとの記述あり。登山の記録ではなく城跡訪問の記録であった。

 この標識から先の尾根は幅が狭くなり傾斜も出てきて植林から自然林へと変わる。尾根が細くなると雪も消えて踏跡が登場。遊歩道と呼ぶには頼りない道で、もしかしたら獣道かもしれない。途中、空堀らしき窪みが尾根上に登場、確かに城跡らしい。

 平倉山山頂は南北に細長い尾根上で、柱状の山頂標識が立っていた。残念ながら落葉樹に覆われてすっきりとした展望は得られないが、木々を通して西側には真っ白な後立山最北部から東に落ちる尾根が見えた。あそこを歩いたのは何年前か。西側は姫川に向かって絶壁状で、眼下には来馬温泉が見えている。新潟県境はすぐそこだ。

 帰りはほぼ往路を戻るが、往路は北寄りに迂回気味だったので下山は直線的に下った。重力の助けがあっても踏み抜き連発はきつく、やっとの思いで除雪終点にたどり着いた。今日はスノーシューを使った方が絶対に楽だったと思う。

 

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